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看護の心仏教の心 ビハーラ»

看護のこころ仏教のこころ ビハーラ

2007年10 月24日(水曜日) 看護の心仏教の心 ビハーラ, 耳よりな話

看護のこころ

看護は「実践の科学」といわれています。そこには、知識と技術、そして他者に対する尊厳の気持ちが含まれています。本学では既存の看護学と同時に、仏教の教えや智慧を通して人の生老病死について学んでゆきます。
その意味では現代医療に偏りがちな「病を治すという使命」だけではなく、人が生まれ、老い、病いを持ち、やがて死に逝くことは自然な営みであり、これら気がかりなことからについて、看護を受ける方々と看護を行う者が遭遇する場として看護があるといえます。 
 

仏教のこころ

私たちがよく耳にする仏・法・僧とは、「良医」・「良薬」・「看護人」というたとえで伝えられてきたといわれます。
この看護とは、サンスクリット語では「近くに立つ」あるいは「傍らに立つ」という意味を持ちます。
病を持つ人の傍らに立ち、共に語り合いながら、援助する自分もやがて老い、病にかかり、そして死に逝く存在であることを自覚しながら病を持つ人として関わってゆくことが、仏教のこころを生かした看護といえるでしょう。
ビハーラ

ビハーラとは、仏教を基盤にしたターミナル施設の呼称です。ビハーラとは、サンスクリット語で「休養の場所」、「散歩を気晴らしをすること」、あるいは「精舎」「寺」とという意味を持ちます。死に逝く方々にとって、身心の安寧が配慮され、大切な家族や親しい方々と心おきなくお別れができる場として、現在、日本のみならず他の国々にも造られております。
 「死に逝く者と看護する者」という立場から、看護を行なう自分もやがて死に逝く者として自覚を通して、他者の人生の締めくくりに立ち会うことの意味に遭遇する場でもあります。

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